本日のパキカレー ナムキン・ゴーシュト@アリインディアンレストラン

 そろそろまん防も解除されそうだけど、少なくとも今週中は続く在宅勤務。体は楽だけど、一日中家にいると気が滅入るので、ランチくらいは外に行きたくなる。とは言え、混んでる場所は避けたいので、12時台を外せない場合は、混まないパキスタン・カレーのお店へGo。

 今日はネットに出ていたアリインディアンレストランのメニューで、珍しく(と言うよりほぼ初めてかも?)ナムキン・ゴーシュトが挙がっていた。これまで、DESI DERAで何度か頼んでいるメニューだけど、あちらはマンガ肉を使った特殊な雰囲気なので、一度他のお店で、普通のナムキンを食べてみようとは思っていた。その意味ではちょうど良い機会という事で、今日は迷わずにこのメニューを発注。

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 ナムキンは「塩味」という意味の、シンプルな肉煮込み料理。それでもDESI DERAのナムキンは、結構辛くて香りも複雑だけど、アリのナムキンはスパイス感がほぼ無くて、シンプル極まりない。でもその分、肉の旨みがダイレクトに感じられて、しみじみと旨い。具はマトンのみとはいうものの、量はたっぷり。しかも、アリのマトンは大きな骨が少なくて、ほとんどが可食部なので、食べ応えも十分。DESI DERAのマンガ肉も良いけど、こちらのように色々な部位が混ざっているのも、味や食感に変化が有って、また違った魅力が有る。どちらが良いとは一概に言えないが、DESI DERAの方は異国感をより感じられて見栄えがするのに対し、アリの方はシンプルかつ実質的で、無国籍な感じ。

 とにかく、どこからどう見てもカレーでは無い料理で、日本人の感覚的にはスープか、牛スジやもつの煮込み料理に近い。ただ、味付けが塩なので、むしろ良く出来た塩ラーメンのスープのような雰囲気も有る。あるいは、牛タン専門店で出てくる塩味のテールスープに似ていると言うと、一番イメージが湧き易いかもしれない。マトンの割には、気になるような癖も感じられないので、これは本当に日本人にもお勧めできる味だと思う。

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