クリスマスの土曜日でも、パキスタン料理店のAG DESIはいつもと変わらず、一人でも気兼ねなく入れて有りがたい。この日のメニューで普段は見ないものは、メニュー右下のカリ・パコラとKAREGI M.？というもの。後のメニューは良く分からんけど、カリ・パコラはてんぷらの様なものが入った、酸味の有るカレーという事だけは知っていたので、今日はこれに。もう一つの方は、よくよく考えてみたらカレジでレバーの事だろうと気付いたが、まあ良いや。
特に炒めたり揚げたりしている音もしないけど、結構時間が掛かって出てきたのは、ここでは久しぶりにソース分が多く、深い容器にかなり盛り盛りのカレー。具のパコラがかなり大振りなので、嵩が増して見えるのも有るだろうけど、とにかく量が多いのは間違いない。見た瞬間、全部食べるのは断念した。
パコラを割って見てみると、細かい野菜と豆の粉をまとめて揚げてあるようで、てんぷらと言うよりは、がんもどきかおからコロッケみたいな感じだ。分類としては豆カレーの一種なのかもしれないが、あの豆のもっさり感がルー全体を支配するのが苦手な人には丁度良いかも。大振りだが肉類と違って、そこまでお腹にズッシリ来る感じでもない。
ソース分の酸味はヨーグルト由来という事で、見た目にちょっと白っぽくクリーミーになるようだ。見た目と味的に何かに似てるな、と思いながら食べていたが、はたと思い当たったのは、中華料理のエビマヨ。酸味とクリーミーさが近く感じられるのかもしれない。
