本日のパキカレー アル・ゴーシュト@AG DESI

 値上げから足が遠退いていたAG DESIだが、とりあえず値上げ幅が100円だと判明したので、安心して2週間ぶりの訪問。サグ・マトン辺りを頼むつもりだったが、この日のメニューには無く、メニューの数も少なめだったので、このお店では未食のアル・ゴーシュトを頼んでみた。

 出てきたカレーはショルパ系で、日本で言うとちょうどスープカレーによく似たお姿。他のお店でも、アル・ゴーシュトはこういうシャバシャバした感じが多いが、このお店だと容器が深いのでちょうどいい感じだし、この深さでたっぷり盛り付けられると何だか得したような気分。ショルパ系のメニューは個人的に好き嫌いがハッキリ出るけど、今日のコレはマトン肉の旨味が良く出たスープに、スパイスの辛みと香りが効いて、とても美味しかった。

 ただ、こういうショルパ系やパヤのようにスープっぽいメニューは、何に合わせて食べるのかがベストなのか、いつも考え込んでしまう。ロティやチャパティでつまんで食べるにはスープが馴染みにくい。日本人的にはお米や麺に合いそうな気もするけど、それにはもう少しパンチが必要かも。しいて言えば厚めのナンを浸して、スープを吸わせるのが良さそうだけど、それなら洋風のパンの方がぴったりかもしれない。

 …と書いていてふと気が付いたが、ひょっとしたら薄いチャパティを折りたたんで、それを上手く浸して食べれば、隙間にスープがキープされて、口の中でうまく混ざりそうな気がしてきた。今度この手のメニューを頼むときは、それで試してみようかな…。

 ちなみにこの日のサラダは、ひよこ豆とリンゴをマヨネーズっぽいソースで混ぜたものが乗っていた。このお店は元々、近隣のどこのお店よりもしっかりしたサラダが付くのが嬉しい所だが、今日のサラダはこれまでの記憶の中でも、トップクラスのヒット作という感じ。ひよこ豆のざっくりした食感や味にクリーミーなソースがピッタリで、そこにリンゴのシャキシャキ感と酸味がアクセントになって、他で食べたことのない美味しさだった。