ある日のパキカレー番外編 テイクアウトの量はどれくらい?

 先日の記事で、テイクアウトの盛りが各店でどう違うかを示したけど、具体的にどのくらいの量なのかは良く分からないかもしれない。それに、いつも「半分はお持ち帰り」みたいなことを書いていて、本当にカレーが2回分と言える量なのか、胡散臭く感じるかも。そこで、店内飲食の残りはともかく、テイクアウトが2食に分けられるような量なのかを示してみることにする。

 左の写真は手前が特に量の多いAG DESIのムルグチャナ?のテイクアウトで、奥はシャルジャムパラクゴーシュトの食べ残しお持ち帰り(ただし、この日は1/3くらいしか残さなかったもの)。丸々テイクアウトの容器は、食べ残し持ち帰りの容器に比べると、直径も深さも大きい。容器メーカー(シーピー化成)のWebページによると、大きい方(BF-385)が500㏄、小さい方(BF-384)が280㏄とのことで、ざっくり半分くらいの容量になる。

 で、実際に大きい容器満杯のカレーを、保管用に分けてみたのが右の写真で、確かに小さい容器に満タン近くまで入れて2杯分。となると問題は、この分けた量が各々1食分に相当するかだが、そもそも、一般的なカレーの1人前がどのくらいの量かというと、カレーポットやレードルが大体200ccくらいで、これが1人前標準量らしい。となると、右写真はたっぷり1人前分以上あると見て良さそうだ。

 実際に右写真くらいの量が有れば、ナンやロティを1枚食べるには十分どころかお釣りがくるくらい。パキカレーは具材割合が多いので、この2/3くらいがちょうどナン1枚分と言ったところだと思う。つまり、半分に分けた量がこのくらいなら、元は十分に2食分あったという事。AG DESIは特に量が多いが、他の店でも半分がナン1枚分くらいの量は有ることになる。

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 実は、店内飲食で半分食べた残りというのは、この小さい容器にこのくらい満タンという事は滅多に無くて、大体2/3くらいといった感じの量になる。という事は、半分に分けて小容器一杯になる、大容器満杯のAG DESIのテイクアウトは、店内飲食よりも盛りが良いと見て良さそうだ。薄々そんな感じはしてたけど、同価格でサラダと飲み物が付かない分を、本当にカレーの量でおまけしているのかもしれない。