ここの所、パキカレーに行く頻度が下がっている。まん防が解除されて平日の出社が増えてきたのもあるが、4月はイスラム教の断食月（ラマダン）だという事で、なんとなく積極的には行きにくい気分になってる。という訳で、過去のアリインディアンレストランの写真ストックから、ちょっと珍しいマトン・レザレザを。マトンのほぐし肉のカレーだが、いくつかあるパキカレー店の中でも、こことメヘマーンサラエでしか見たことが無い。
ほぐし肉という事でキーマに近いような感じなのかと思っていたが、実際に食べてみると、キーマとは全然違った。キーマは肉とは言っても、味や食感はぶつ切り肉とは全然違うものだけど、レザレザの方は食感はともかく、味は相当に肉肉しい。それでいて、キーマと同じように可食部だけの具ばかりがたっぷり盛り付けられるので、想像以上に「肉を喰らった」感が有る。
珍しさも有って、味も美味しいし、食べやすいし、ボリューム感もバッチリなのだが、これは単独で食べるよりも、野菜系や豆系のカレーと合わせて食べた方が、より美味しく感じられそう。なので、複数人で色々頼むときの一品にするのがピッタリくるかもしれない。そういう意味では、味は全然違うけど、性格的にはオジリに近い位置付けかな？
