久しぶりに平日昼間の「自家製うどん もりた」さんでうどん定食

 幸手市の「自家製うどん もりた」さんの記事が続くけど、久しぶりの在宅勤務で、平日の昼食に訪れたので…。このお店では、平日の昼間限定で、シンプルなうどんとご飯もののセットの「うどん定食」というお得なメニューが設定されている。ちなみに、ご飯ものは日替わりで、うどんは「かけ(あつ/ひや/ひやあつ)」「ざる」「釜揚げ」「釜玉」「冷玉」の5種類から選べる。

 この日の定食のご飯は、「2種の鯛丼(鯛刺し、鯛漬け)」で、美味しいだけでなく、見た目にもなんとも華やか。しかも、ミニ丼とは言いながらしっかりした量だし、鯛のお刺身も6切れとなかなかの量。さらにそれだけじゃなく、締めのお茶漬け用に鯛出汁が付くという手の込んだ内容。それに合わせて、うどんの方は普段あまり食べない釜玉にしてみたが、もちろんこちらも間違いのない美味しさ。

 これだけ味・見た目・ボリュームの三拍子が揃って、値段が900円というのにもびっくりさせられる。いくらお得なランチとは言え、普通のお店なら1,200円とか1,500円とか取ってもおかしくない。なかなか平日のお昼には行けないし、タイミングによっては駐車場が空いてないことも多いのが難点だが、手軽にこのお店のうどんとお料理を楽しみたいなら、このうどん定食はかなりお勧め。

 

金曜は夜うどんの日 きのこ天おろしぶっかけうどん@自家製うどん もりた

 幸手市の「自家製うどん もりた」さんは駐車場が4台分しか無いので、混雑する週末にはちょっと行きにくい。月曜定休で、火・水・木は昼のみ営業なので、必然的に金曜夜に食べに行くことが多くなる。まあ、夜はお酒を飲む客も多いので、土・日でも駐車場はなんとかなることが多いけど、麺切れで閉店してしまう事も結構有る。

 この日から始まった限定メニューは、「餅チーズカレー鍋焼きうどん」「しっとりチャーシューうどん」「栃尾のきつね肉天ぷらうどん」といったラインナップだけど、この日は気温が高めで、お昼が肉メニューだったので、秋メニューで食べ逃してた「きのこ天おろしぶっかけうどん」を『ひや』で注文。

 このメニューに付く柑橘は、最初デコポンとヘベスだったみたいだけど、旬の物を使うのか、この日はスダチ(確か…)とシークワーサー(小さい方)だった。シークワーサーの実物を見たのは初めてだけど、こんなに小さいとは知らなかった…。こうやってうどんに生の柑橘が付いてくる時は、最初から絞って混ぜてしまうより、半分くらい食べた後に味変で絞って、あまり混ぜずに食べるのが好み。

 それはともかく、天ぷらがエノキ・マイタケ・シメジ・シイタケ・エリンギ・ナス・タケノコと7種類も付いて、しかも揚げたて。この内容とボリューム感で880円はかなりお得というか、ちょっと安過ぎて心配にすらなってくる。

 しかも、このお店はうどんもかなり多く、大盛りにしなくても相当お腹一杯になる。…と言うか、ひょっとしたら秘かにサービスで、並盛の値段で大盛りにしてくれてるんじゃないか、という気がしないでもない。

 

こっちも爆量 ランチ唐揚げ定食@春日部・味の家

 3連休中日、ちょっと遅めのお昼ご飯は野菜成分を補給しようかと、春日部にある中華料理屋さんの味の家へ。店内に入って今週のランチメニューを見ると、炒め物系は回鍋肉と豚肉モヤシ炒め…。悪くは無いが、今一つピンと来ないので、麺類の方に行こうかと思ったが、「そういえば、ここで唐揚げは食べたことが無かったな…」と気付いて、唐揚げ定食を頼んでみた。

 炒め物が2人分くらいなのは分かっていたが、唐揚げならそこまでじゃないかと思いつつ、出てきたものを見るとビックリというほどでは無いが、それなりのデカ盛りではある。かなり大き目の唐揚げが6個付いているが、一食のおかずとしては3個で十分なので、残りは持ち帰りにした。

 味の方も、下味がそれなりについていて、日本人にも食べやすい味で、割と悪くない。付け合わせの野菜も、炒め物ランチに付くサラダよりは多めになってる感じ。しかも、唐揚げと同じ更に盛ることを考えてなのか、普段の胡麻ドレッシングではなくてマヨが掛かっているが、エビマヨみたいな少し甘みを付けたものが掛かっていて、意外に芸が細かい。炒め物には付かないザーサイも付いていたので、割とバランスの良いメニューになっていたのにちょっと感心した。

 このお店、巷に乱立している台湾料理店と混同されがちだが、メニュー構成もちょっと違うし、店員さんも日本人じゃないながら、割とサービスも悪くないので、嘘っぽい台湾料理店よりはかなりお勧めです。

 

夏うどんの総ざらい ビビン麺風うどん など@自家製うどん もりた

 秋分の日を過ぎて急速に寒くなってきたので、幸手の「自家製うどん もりた」さんで食べるうどんも、この先は温かいメニューが多くなりそう。そんな訳で、夏の間に食べていた冷やし系のメニューを振り返っておきます。

 夏っぽい冷やしメニューを最後に頂いたのは、秋分の日前日の「ビビン麺風うどん」。そんなに辛くない韓国風の味。お肉が入らないメニューなので、スッキリと軽く頂けた(量はともかく)。韓国のりが味のアクセントになるので、有料オプションでも良いからこれを増やしてもらうか、キムチを追加できると、より韓国っぽくパンチが利いた味になりそう。

 その他、多少前に食べていたメニューをまとめて4種類ほど。

 左上は「冷やし幸手うどん」。このお店の看板メニューの夏バージョンで、豆乳+桜エビ+明太子で、合わせるとピンク色のイメージになる。想像よりクリーミーで、そんなに豆乳っぽさは目立たないので、豆乳が苦手な人は温かいのよりはこちらがお勧めかも。

 右上は「すだちおろし白海老うどん」。白海老は珍しくてお高いイメージだけど、それがたっぷり入っていて、美味しくてお値打ちな感じ。

 左下は「カプレーゼ風うどん」。トマト・ズッキーニ・バジル・モッツアレラと、イタリアンなメニューだけど、具がゴロゴロしているので、意外に太めのうどんにも合う。黄色いプチトマトはマリネ?になっていて、それも良いアクセント。

 右下は、しゃぶしゃぶのゴマダレっぽいドレッシングをかけて頂く「牛しゃぶサラダうどん」。この日は遅めの時間で軽めに食べようかと思って、この値段で牛肉ならそんなに多くないだろうと思って頼んだら、想像の斜め上を行くボリューム感で、牛肉も相当な量だったので、かなりたまげたメニューだった。

 

ある日のパキカレー カリ・パコラ@アリインディアンレストラン

 春から初秋にかけては、趣味の関係で土日が忙しいので、パキスタンカレーに行く機会も少なかったが、ボチボチ時間も空いてきたので、久しぶりにアリインディアンレストランへ。

 店員さんに「久しぶりだね」と声を掛けられたので、ちょっと忙しくてね…と簡単に答えといたけど、こういう時はどう答えるのが正解なのか、結構難しい。「これから少し暇になるから、ちょくちょく来れそう」位なことは言っても良さそうだけど、あまり込み入った日本語会話も手間取りそうなので、軽く受け流す感じになりがち。

 それはともかく、この日のメニューの中では、久しぶりのハリームか、夏の名残りっぽいカレラ・キーマか、その辺りと迷った挙句、結局まだこの店では食べていないカリ・パコラを頼んでみた。他店で食べたのは野菜と豆の粉をまとめて揚げたものが具になっていて、酸味も強めの個性的なカレーという雰囲気だったけど、ここのパコラは豆っぽさはそんなに無くて、挽肉が混ぜてあるような風味かな…。酸味もマイルドだけど、やっぱり普通のカレーとは違って特徴的な味ではある。ボリューム感はそれほどでもないので、お持ち帰りにはせずに、全部食べてごちそうさまでした。

 食後のドリンクを飲んでる時に、店員さんから教えてもらったけど、ここの姉妹店で、川間駅近くのロシニが再開したらしい。自宅からだとアリの方が近いけど、16号沿いからならロシニの方が行き易いこともありそうなので、その内機会が有れば行ってみようかな…。

 

変わった野菜の炒め物2種@春日部・味の家

 休日のランチで、「今日は野菜メニューが良いかな…」と思った時に訪れる、春日部の中華料理店・味の家さん。最近2回ほど、普段はあまり食べない野菜の炒め物メニューを食べたので、写真と感想をご紹介。

 一つ目は「へちまと豚肉炒め」。沖縄などではへちまを食べるという事は知っているが、これまで食べたことは無い。熱を加えてスープを吸わせるとトロトロになるという事で、ナスみたいな感じかと思っていたが、この炒め物だともう少しキュウリに近いような感じ。醤油味の餡が絡まっているせいもあるのか、ツルンとした口当たりで、シャキシャキとトロトロが混ざったような面白い食感だった。と言っても、キュウリの炒め物のような青臭さや癖は感じないので、食べにくいということは無く、美味しく頂けた。

 もう一つは「豚肉と空心菜の炒め物」。最近はスーパーなんかでも見かける空心菜だが、こちらも食べたことが無かった。頼んで出てきたものは、他の具材は入っていないシンプルな炒め物。豆苗みたいなシャキシャキかと予想していたが、食べてみると、太い軸の部分はもう少し歯ごたえが有るので、むしろ「つるむらさき」などに近い感じがする。塩味ベースのシンプルな味付けが青菜の風味に合っていて美味しく、緑色が映える色鮮やかな見た目も良かった。

 

金曜日の晩御飯 冷やしゴマだれ担々うどん@自家製うどんもりた

 猛暑が続く今年の夏。個人的には食欲が落ちるという事は無いものの、それでも平日の晩御飯は、喉を通りやすい麺類に傾きがち。そんな訳で、今週の金曜日も幸手うどん屋・もりたさんへ。最近、ツイッター(というかX?)の仕様が変わって、限定メニューが確認しづらくなったが、この日は「冷やしゴマだれ担々うどん」という、ボリュームも有って食べ易そうなメニューが有ったので、特に迷うことなくそれを注文してみた。

 見た目は冷やし中華風で、彩りの良いキュウリやトマト、ワカメと味玉に、存在感のある炙り鶏肉が綺麗に盛り付けられている。味の方もまさしくゴマだれ冷やし中華という感じで、酸味が強めでゴマもサラっとした感じ。しばらくそのまま食べ進めたところで、味変として別添えされてた担々出汁をかけて、冷やしの汁うどんとして頂くが、このお店はうどんの量がたっぷりなので、味変前後で双方の味をしっかり楽しる。

 最初は、「ゴマだれから担々って、あまり変わんないんじゃないの?」と思ってたが、担々出汁の方は落花生とかナッツ類がベースになっているようで、味や風味は結構違う。普通のうどんやそばメニューで言うと、ゴマだれとクルミだれの違いのような感じかもしれない。さらに別添えの花椒風味の唐辛子を入れると、いかにも担々の風味になるけど、そこはかとなく和の雰囲気も有って、最後まで美味しく楽しめるメニューだった。

 値段は980円と、ほんの僅かお高めだけど、味変が楽しめてボリュームも有り、見た目も綺麗なので、昨今の物価を考えれば文句を言うようなものでもない。夏の間は同じ値段で、豆乳を使った「幸手うどん」の冷やしバージョンも有るようなので、そちらもそのうち食べてみたいところ。