金曜日の晩御飯 冷やしゴマだれ担々うどん@自家製うどんもりた

 猛暑が続く今年の夏。個人的には食欲が落ちるという事は無いものの、それでも平日の晩御飯は、喉を通りやすい麺類に傾きがち。そんな訳で、今週の金曜日も幸手うどん屋・もりたさんへ。最近、ツイッター(というかX?)の仕様が変わって、限定メニューが確認しづらくなったが、この日は「冷やしゴマだれ担々うどん」という、ボリュームも有って食べ易そうなメニューが有ったので、特に迷うことなくそれを注文してみた。

 見た目は冷やし中華風で、彩りの良いキュウリやトマト、ワカメと味玉に、存在感のある炙り鶏肉が綺麗に盛り付けられている。味の方もまさしくゴマだれ冷やし中華という感じで、酸味が強めでゴマもサラっとした感じ。しばらくそのまま食べ進めたところで、味変として別添えされてた担々出汁をかけて、冷やしの汁うどんとして頂くが、このお店はうどんの量がたっぷりなので、味変前後で双方の味をしっかり楽しる。

 最初は、「ゴマだれから担々って、あまり変わんないんじゃないの?」と思ってたが、担々出汁の方は落花生とかナッツ類がベースになっているようで、味や風味は結構違う。普通のうどんやそばメニューで言うと、ゴマだれとクルミだれの違いのような感じかもしれない。さらに別添えの花椒風味の唐辛子を入れると、いかにも担々の風味になるけど、そこはかとなく和の雰囲気も有って、最後まで美味しく楽しめるメニューだった。

 値段は980円と、ほんの僅かお高めだけど、味変が楽しめてボリュームも有り、見た目も綺麗なので、昨今の物価を考えれば文句を言うようなものでもない。夏の間は同じ値段で、豆乳を使った「幸手うどん」の冷やしバージョンも有るようなので、そちらもそのうち食べてみたいところ。