夏うどんの総ざらい ビビン麺風うどん など@自家製うどん もりた

 秋分の日を過ぎて急速に寒くなってきたので、幸手の「自家製うどん もりた」さんで食べるうどんも、この先は温かいメニューが多くなりそう。そんな訳で、夏の間に食べていた冷やし系のメニューを振り返っておきます。

 夏っぽい冷やしメニューを最後に頂いたのは、秋分の日前日の「ビビン麺風うどん」。そんなに辛くない韓国風の味。お肉が入らないメニューなので、スッキリと軽く頂けた(量はともかく)。韓国のりが味のアクセントになるので、有料オプションでも良いからこれを増やしてもらうか、キムチを追加できると、より韓国っぽくパンチが利いた味になりそう。

 その他、多少前に食べていたメニューをまとめて4種類ほど。

 左上は「冷やし幸手うどん」。このお店の看板メニューの夏バージョンで、豆乳+桜エビ+明太子で、合わせるとピンク色のイメージになる。想像よりクリーミーで、そんなに豆乳っぽさは目立たないので、豆乳が苦手な人は温かいのよりはこちらがお勧めかも。

 右上は「すだちおろし白海老うどん」。白海老は珍しくてお高いイメージだけど、それがたっぷり入っていて、美味しくてお値打ちな感じ。

 左下は「カプレーゼ風うどん」。トマト・ズッキーニ・バジル・モッツアレラと、イタリアンなメニューだけど、具がゴロゴロしているので、意外に太めのうどんにも合う。黄色いプチトマトはマリネ?になっていて、それも良いアクセント。

 右下は、しゃぶしゃぶのゴマダレっぽいドレッシングをかけて頂く「牛しゃぶサラダうどん」。この日は遅めの時間で軽めに食べようかと思って、この値段で牛肉ならそんなに多くないだろうと思って頼んだら、想像の斜め上を行くボリューム感で、牛肉も相当な量だったので、かなりたまげたメニューだった。

 

ある日のパキカレー カリ・パコラ@アリインディアンレストラン

 春から初秋にかけては、趣味の関係で土日が忙しいので、パキスタンカレーに行く機会も少なかったが、ボチボチ時間も空いてきたので、久しぶりにアリインディアンレストランへ。

 店員さんに「久しぶりだね」と声を掛けられたので、ちょっと忙しくてね…と簡単に答えといたけど、こういう時はどう答えるのが正解なのか、結構難しい。「これから少し暇になるから、ちょくちょく来れそう」位なことは言っても良さそうだけど、あまり込み入った日本語会話も手間取りそうなので、軽く受け流す感じになりがち。

 それはともかく、この日のメニューの中では、久しぶりのハリームか、夏の名残りっぽいカレラ・キーマか、その辺りと迷った挙句、結局まだこの店では食べていないカリ・パコラを頼んでみた。他店で食べたのは野菜と豆の粉をまとめて揚げたものが具になっていて、酸味も強めの個性的なカレーという雰囲気だったけど、ここのパコラは豆っぽさはそんなに無くて、挽肉が混ぜてあるような風味かな…。酸味もマイルドだけど、やっぱり普通のカレーとは違って特徴的な味ではある。ボリューム感はそれほどでもないので、お持ち帰りにはせずに、全部食べてごちそうさまでした。

 食後のドリンクを飲んでる時に、店員さんから教えてもらったけど、ここの姉妹店で、川間駅近くのロシニが再開したらしい。自宅からだとアリの方が近いけど、16号沿いからならロシニの方が行き易いこともありそうなので、その内機会が有れば行ってみようかな…。

 

変わった野菜の炒め物2種@春日部・味の家

 休日のランチで、「今日は野菜メニューが良いかな…」と思った時に訪れる、春日部の中華料理店・味の家さん。最近2回ほど、普段はあまり食べない野菜の炒め物メニューを食べたので、写真と感想をご紹介。

 一つ目は「へちまと豚肉炒め」。沖縄などではへちまを食べるという事は知っているが、これまで食べたことは無い。熱を加えてスープを吸わせるとトロトロになるという事で、ナスみたいな感じかと思っていたが、この炒め物だともう少しキュウリに近いような感じ。醤油味の餡が絡まっているせいもあるのか、ツルンとした口当たりで、シャキシャキとトロトロが混ざったような面白い食感だった。と言っても、キュウリの炒め物のような青臭さや癖は感じないので、食べにくいということは無く、美味しく頂けた。

 もう一つは「豚肉と空心菜の炒め物」。最近はスーパーなんかでも見かける空心菜だが、こちらも食べたことが無かった。頼んで出てきたものは、他の具材は入っていないシンプルな炒め物。豆苗みたいなシャキシャキかと予想していたが、食べてみると、太い軸の部分はもう少し歯ごたえが有るので、むしろ「つるむらさき」などに近い感じがする。塩味ベースのシンプルな味付けが青菜の風味に合っていて美味しく、緑色が映える色鮮やかな見た目も良かった。

 

金曜日の晩御飯 冷やしゴマだれ担々うどん@自家製うどんもりた

 猛暑が続く今年の夏。個人的には食欲が落ちるという事は無いものの、それでも平日の晩御飯は、喉を通りやすい麺類に傾きがち。そんな訳で、今週の金曜日も幸手うどん屋・もりたさんへ。最近、ツイッター(というかX?)の仕様が変わって、限定メニューが確認しづらくなったが、この日は「冷やしゴマだれ担々うどん」という、ボリュームも有って食べ易そうなメニューが有ったので、特に迷うことなくそれを注文してみた。

 見た目は冷やし中華風で、彩りの良いキュウリやトマト、ワカメと味玉に、存在感のある炙り鶏肉が綺麗に盛り付けられている。味の方もまさしくゴマだれ冷やし中華という感じで、酸味が強めでゴマもサラっとした感じ。しばらくそのまま食べ進めたところで、味変として別添えされてた担々出汁をかけて、冷やしの汁うどんとして頂くが、このお店はうどんの量がたっぷりなので、味変前後で双方の味をしっかり楽しる。

 最初は、「ゴマだれから担々って、あまり変わんないんじゃないの?」と思ってたが、担々出汁の方は落花生とかナッツ類がベースになっているようで、味や風味は結構違う。普通のうどんやそばメニューで言うと、ゴマだれとクルミだれの違いのような感じかもしれない。さらに別添えの花椒風味の唐辛子を入れると、いかにも担々の風味になるけど、そこはかとなく和の雰囲気も有って、最後まで美味しく楽しめるメニューだった。

 値段は980円と、ほんの僅かお高めだけど、味変が楽しめてボリュームも有り、見た目も綺麗なので、昨今の物価を考えれば文句を言うようなものでもない。夏の間は同じ値段で、豆乳を使った「幸手うどん」の冷やしバージョンも有るようなので、そちらもそのうち食べてみたいところ。

 

昨日のパキカレー マトン・ホワイト・カラヒ@アリインディアンレストラン

 週末の昼間は所用で出掛けていることが多い季節になって、晩ご飯にパキカレー。アリインディアンレストランも気が付けば1か月半ぶりで、「久しぶりだね~」なんて言われてしまった…。そろそろ値上げしててもおかしくないかな、と思ったけど、相変わらず日替わりスペシャルは税込み1,100円のままで、ありがたい話です。

 Facebookにメニューが出てなかったので、店内に入って初めてメニューを見ると、今日は肉+野菜系のメニューにピンとくるのは無し。だけど、初めて見る「マトン・ホワイト・カラヒ」というのが有ったので、それを注文してみた。HANDIのホワイト・コルマみたいに白いカレーかと思ったが、出てきたのは普通にカレー色というか、ややオレンジ色っぽい、油多めのマトンカレー。

 カラヒは炒め煮系のカレーのはずだから、油が多いのは予想通り。味の方はクリーミーな感じは無いけど、見た目よりもマイルドで酸味を感じるので、ホワイトというのはヨーグルトのことなのかな…。だとすると、以前AG DESIで食べたチキン・マライ・カダイと似た感じといえばそうかも。いずれにしても、日本人にも馴染み易い味だし、このお店では珍しい種類なのは間違いないので、なかなかお勧めかと。

 

金曜日の晩御飯 冷やしもろこしうどん@自家製うどんもりた

 ここのところ、金曜日の晩御飯は幸手うどん屋さん「もりた」率が高い。週末のお昼に行くと、駐車場が空いていないことが多いけど、基本的に夜はお酒を飲むお客さんが多いのか、駐車場が空いていることが多い。特に平日で唯一、夜営業をしている金曜日は、その傾向が強いので、訪れやすいというのも有る。

 この日の限定メニューを見ると、初見なのは「わんぱくうどん」と「冷やしもろこしうどん」。わんぱくうどんも激しく気になるところだけど、夜にあまりヘビーなのも…という事で、冷やしもろこしうどんの方を注文。デザートの水ようかんもサービスしてもらって、そちらも美味しく頂きました。

 冷製コーンスープみたいな感じかと思いきや、中華風の塩味で溶き卵を片栗粉でとろみをつけた冷やしスープと言うか餡と言うか、その中間みたいな感じ。粒々コーンがたっぷり、枝豆が少し入って、考えてみれば夏っぽい。トッピングは鶏ハム風の鶏肉と、多分トウモロコシの髭を揚げたものかな…。そんなに重くなく食べられてて、結構食べ応えも有る、面白美味しいメニューでした。

 ついでに、これまで上げてなかったメニューの写真も参考までに上げときます。メニュー名はうろ覚えだけど、確か「サルサソース牛ぶっかけうどん」「豚天おろしぶっかけうどん」「7種野菜のサラダうどん」「冷やし薬味うどん」みたいな感じだったかと…。ちなみに、豚天おろしぶっかけと冷やし薬味うどんは準レギュラーと言う感じで、最近でもコンスタントに登場してます。

 もいっちょ追加は、「炙り鶏ちゃーしゅうどん」「和風カルボナーラうどん」「鶏天おろしぶっかけうどん」「牛おろしぶっかけうどん」「カプレーゼ風うどん」「油淋鶏うどん」。今日写真を上げた各メニューは、どれもうどんの量がたっぷりで920円くらいなので、丸亀製麺なんかで食べるよりむしろ安上がりかも。まあ、丸亀の釜揚げうどんや、持ち帰りのシェイクうどんなんかも良く食べますけど、地元の個人店にも頑張って欲しいですしね。

 

ランチ消滅かと思いきや…? 豚肉とモヤシ炒め@春日部・味の家

 長期休業の後、店名を変えて再開した春日部の中華料理店・味の家。その後、GW明け頃からランチメニューが50円値上がりしたけど、まあこのご時世では仕方のない所で、文句を言うほどでもない。その後も月一くらいで出掛けていたけど、昨日久しぶりに行ってみたら、店外の週替わりランチメニューボードの表示が無くなっていた。

 ランチを止めちゃったのかとがっかりしたが、それはそれとして、何か普通のメニューを頼めばいいやと考えて入ってみたところ…、店内にはしっかりランチメニューが掲示されてた。要するに、外のメニューを書き換えるのが面倒臭くなったのかもしれない。

 結局、ランチメニューの中で冷やし担々麺と迷ったが、豚肉とモヤシ炒めの定食の方をチョイス。塩味の炒め物かと思って頼んだけど、出てきたのはレバニラみたいな味付けで、これはこれで悪くない。相変わらず肉の量はさほどでもないけど、とにかく量は多いし、モヤシも普段よく食べるものより長めでしゃっきりしてた。いつも通り、半分ほどはお持ち帰りパックに詰めてご馳走さまでした。

 記事を書いたついでに、このお店で写真を上げ残していたのも乗っけとこう。値上げ直後の5月中旬に頼んだのが「鶏肉と長ネギの黒コショウ炒め」。ぶつ切り長ネギの存在感が目立って、人によっては受け付けないかもしれないけど、ネギ好きにはもってこいのメニュー。鶏肉メニューは結構肉感がしっかりしているので、ボリュームを求めるなら結構お勧め。

 そこから1か月後の6月中旬、少しお得な「おすすめ」ランチで頼んだ「五目野菜炒め」。この値段だと肉無しかと思ったけど、ちゃんと豚肉は入ってた。肉の量は多くないけど、このお店のメニューだと大体こんな量だから、安いから特に少ないという訳でもない。キャベツ・モヤシ以外にも、ブロッコリー・青ネギ・キクラゲ・シメジなども入っていたので、値段から考えれば結構頑張ってる。味付けは醤油餡でまとめていて、無難に美味しいけど、個人的には塩味ベースの方が、中華の野菜炒めっぽくて好きではある。