相変わらず使えないクロネコのPUDO

以前、クロネコヤマトの受け取りロッカー(Amazon Hubみたいなもの)が使えない、と言う記事を書いて、今でもそれなりにアクセスされているらしい。

furutone-tombo.hatenablog.com

その時の問題は、PUDOはAmazon Hubに比べて大きな区画が少ないので、指定のロッカーが満杯だと入れられずに勝手に持って帰った上、何の連絡もよこさないので、受け取り客から見ると、荷物がいつまで経ってもロッカーに届かないようにしか見えない、というものだった。

それから5年も経っているし、その間に競合のAmazon Hubが確実に実績を積んでいるので、さすがにPUDOもまともになっているだろうと考えて、久しぶりに使ってみた。…が、やはり今回もスムーズには荷物を受け取れず、相変わらずシステムのヘボさが浮き彫りになったので、改めてそのヘボさ加減をまとめておく。

今回は荷物がそれほど大きくないので、満杯ってこともなかろうとPUDOを受け取り場所に指定。本日夕方到着予定で、クロネコメンバーズの配送状況を確認していたところ、ステータスが「保管中(ご指定店)」になったところまでは良かった。

ところが、受け取り用のバーコードを記載したメールが全然届かないし、メンバーズのWebページにも表示されない。メールには多少のラグが有っても仕方ないが、Webページで「保管中」になっているのにバーコードが表示されないのは、システムとしておかしいとしか言いようがない。

さらにシステムとして馬鹿げているのは、メンバーズページの納品先がコンビニのPUDOになっているにもかかわらず、そのすぐ下にある「Yahoo!マップからもお荷物の状況が確認できます」で表示される先は、クロネコヤマトの取り扱い営業所の住所・地図が表示されるところ。これではどっちが正しいのか分からず、客としては困ってしまう。

またPUDOに入れられなかったと思って、営業所の方に行ってみた(問い合わせの電話がちっともつながらないので…)が、結局そこには荷物が無く、PUDOに預けたとのこと。どうも「保管中(ご指定店)」というのは、営業所以外の場所に届けたという意味らしいが、Webページの表示ではそんなことまで分からない。いずれにしても、バーコードが届かない/表示されないのはおかしいという事で、ドライバーが取り出して配達することになったが、極めて釈然としない話としか言いようがない。

その後、配達される前にロッカー納品から2時間後、メールでバーコードが届いたが、これくらいのラグが普通に有るのか、あるいは営業所の方で何かをしてバーコードが送られたのかは分からない。仮にラグだとしても、Webとメールでこんなにラグが有るシステムを今どき使っているのは信じられないし、営業所でバーコードの送信処理ができないのもアホらしい。宅配の年季はAmazonとは比べ物にならないくらいあるはずなのに、システム完成度はあっさりAmazonに逆転されてしまっているようで、情けない限りだ。