最近ハマリ中のパキスタン料理店 その6:AG DESI(千葉県野田市)

 久々のパキスタン料理店紹介は、野田市・アリインディアンレストランのすぐ近くにあるAG DESI(エージーデシ)というお店。昨年12月に開店したらしい、比較的新しいお店で、2月頃に一度訪れていたのですが、その後臨時休業に突入したため、紹介からは漏れてました。そのお店がほぼ半年ぶりに営業再開したらしいので、改めて紹介です。

 外観は小さな新しめの居酒屋の居抜きらしく、日本風でもアジア風でもないこぎれいなお店。もうちょっと窓が有って店内が見えると、入りやすくなるのになあ…という感じですが、異国感による入りにくさは全くありません。店内も広くは有りませんが、とても綺麗で明るく、割と日本的な居心地の良さを感じさせます。

 再開間もないせいか、メニューの数は少なめ。バタチキやキーマ、チキン、マトン、ベジタブル、サグ、ダルと言った定番カレーメニューに、ビリヤニ、パヤ、ニハリと言ったパキスタン系メニューがホワイトボードに書かれてます。で、これ以外に、マトンやチキンと野菜や豆などの組み合わせの日替わりメニューが2種類ほど、口頭で教えてくれるみたい。休業前は日替わりメニューがもうちょっと多めで、ホワイトボードに書かれていた記憶が有りますが、セットの付属品も含め、まだちょっと流動的なのかもしれません。基本、どれも1,100円の様で、今回はカレー+ナンかロティ+サラダというセット内容でした。まあ、多少のブレはあまり気にしないのが、この手のお店では吉かと…。

 パキスタンカレーらしく、日本のそれとは全然違う味とビジュアルなのは、これまで紹介してきたお店同様ですが、このお店の特徴は何と言ってもそのボリューム。他のお店に比べると、カレーを盛っている容器の深さが全然違って面食らう事間違いありません。他店が大きめなスープ皿くらいのイメージに対して、ここは中華料理店のご飯もの(中華飯とか天津飯とか)くらいのイメージ。写真の通り、そのお皿に目一杯盛り付けられてくるので、特にグレービーの多いメニューだと完食は相当困難ですが、普通にお持ち帰りに対応してくれるので大丈夫?です。まあ、最初から2食分のつもりで行けば間違いないでしょう。

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 今回頼んだ「マトン+ゴーヤ」(マトン・カレラ)は、ほとんどグレービーの無いドライタイプだったので、見た目にはカレーと言うより、マトンの炒め煮みたいなイメージですね。とにかく「肉・肉・肉・時々ゴーヤ」という感じ。この日はナンで頼んだのですが、どっちかというとロティの方が合ったかもしれないな…。ナンと組み合わせるなら、もう少し液体分が有った方が食べやすい気もするので、ライタかミントソースなんかが付いてると良かったかも。

 まあとにかく、他店と同じ値段でボリューム感は満点なので、営業再開は喜ばしい所です。家からも近い方のお店なので、しばらくは重点的に通ってみようかな…。