DC-G9の充電池の代用品として、PENTAXの充電池を試してみた

 Lumix一眼シリーズの内、動画向けハイエンドのGHシリーズで採用されている充電池(DMW-BLF19)は、PENTAXの上位モデルK-1, K-3, K-5などの充電池(D-LI90, D-LI90P)と、ほぼ同等品だというのは割と良く知られたところ。そして、DMW-BLF19は、この度購入したDC-G9にも採用されている。

 ただ、電池下面の切り欠きに多少違いが有って、D-LI90,Pの方は一部を削り落とさないとLumixの本体に挿入できないということで、そのまま使える訳ではない。また、電池の製造年代か何かの要因で、Lumixには使えないことが有る、という情報を見たような見ないような… という訳で、以下の内容を皆さんが検証する場合は、あくまで自己責任でどうぞ。

 ウチには元々、PENTAXのK-5, K-3が有って、それぞれの充電池としてD-LI90Pが2本ある。そこで、そのうちの古い方(K-5に付属していた方)の突起を削って、DC-G9で使えるか試してみた。電池の製造年代は2011年9月のもの。突起はカッターや果物ナイフとペンチを使って、ちょっと手間はかかったが削ることはできた。削り跡が尖っているとケガをしたり、電池が本体から出さなくなったりして困りそうなので、一応爪切りのヤスリで端面を整えておいた。

 で、肝心の使えるかどうかだが、問題無く電源は入り、普通にシャッターを切ることができた。DMW-BLF19と同じくらい持つかどうかは分からないが、予備電池として持っておく分には大きな問題は無いだろう。ミラーレス機の宿命的な欠点の一つが電池持ちの悪さで、予備電池をどう手配しようか考えていたのだが、当面購入しないで済みそうだ。