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【2016年版】マルタンヤンマ(GANREF撮影記より転載)

 夏の昼間のマルタンヤンマは、薄暗い林縁にぶら下がっているので、基本的には補助光を使って撮ることになります。補助光については色々試行錯誤していますが、比較的手軽に使えるのが、レンズ先端に取り付けるリング状のストロボ。LEDの製品も有りますが、光量が全然違って明るいので、使い勝手はこちらの方が圧倒的に上。マルタンヤンマの青色も綺麗に出ます。

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 同じ個体を、目一杯頑張って、手持ち・自然光で撮ってみるとこうなります。もちろん、実際の見た目にはこちらのほうが近いのですが、光が足りない分、色の出が悪いので、現像でかなり弄ることになります。

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 マルタンヤンマの青い斑紋の全貌は、横から見た方がはっきりするのですが、この角度だと翅の形がわかりにくいので、ちょっとトンボらしさが無くなってしまう感じ。この写真はかなり明るいLEDライトを使っていますが、それでもストロボに比べると暗いので、結構ISOを上げる必要が有ります。

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 3枚目と同じ状況を魚眼レンズで。周辺環境と明るさはこんな感じ、というのがわかるかと思います。あんまり全体を明るくしすぎるとバランスが崩れるので、現像段階で被写体周辺のみ、スポット的に明るくしています。

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 以上が、例年マルタンを撮影している場所での写真ですが、今年はそこでは♀の姿が見られませんでした。ところが、別の場所で2回ほど、♀の姿を拝めました。1回目は、毎年カトリヤンマの若い個体を撮っている、河川敷近くの林の中。ここでマルタンを見るのは初めてでしたが、尻尾に泥が付いた産卵後と思われる個体だったので、きっと♂もいるんでしょうね。

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 もう一箇所は、実家の近くの小さな公園。規模は小さいながら、小さな丘のような林のそばにちょっとした湿地があって、そこが生息地になっているようです。数年前に教えてもらっていたのですが、その後、帰省のタイミングと夏らしい天気が合わずに、夏のヤンマ類は見れていませんでした。今年はやっと夏休みが好天になって、マルタン♀以外にも、ヤブヤンマやネアカヨシヤンマらしき姿、それに多数のカトリヤンマが見られました。

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